1981-09-16 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号
○説明員(谷口雅宥君) 台風十五号によります被災個所はこの海岸で四カ所ございました。それにつきましては、先日十日に緊急査定を行いました。で、この十五号による被災の前、すでにことしの三月に風浪によって被災をしておりまして、その一部が増加したわけでございますけれども、その三月に被災した延長を含め、今回の台風十五号の被災個所も含めまして災害助成というふうなことを現在大蔵省とわれわれとの間で協議を行っている
○説明員(谷口雅宥君) 台風十五号によります被災個所はこの海岸で四カ所ございました。それにつきましては、先日十日に緊急査定を行いました。で、この十五号による被災の前、すでにことしの三月に風浪によって被災をしておりまして、その一部が増加したわけでございますけれども、その三月に被災した延長を含め、今回の台風十五号の被災個所も含めまして災害助成というふうなことを現在大蔵省とわれわれとの間で協議を行っている
○説明員(谷口雅宥君) いま先生のおっしゃいました消波堤につきましては災害復旧工事とあわせて行います改良費を加えまして、被災を受けた延長について消波堤についてはやろうという考え方で現在検討を進めておる最中でございます。 で、もう一つの離岸堤につきましては、これは海岸保全施設の整備事業の中で実施しておるものでございますけれども、御承知のように海岸事業五カ年計画等の中で鋭意整備を進めているというのが実態
○説明員(谷口雅宥君) いまいろいろお話がございましたように、この海岸は、特に五十二年から非常に浸食あるいは海岸堤防の災害が頻発しておるわけでございますけれども、海岸堤防が決壊するといったような大きな被災を受けました五十二年、あるいは五十四年につきましては、特に再度災害を防止するというような観点から、堤防だけでなくて、先生おっしゃいます波を殺すための根固めのブロックとかあるいは波打ち際に設置する消波堤
○谷口(雅)説明員 ただいまのお話の件でございますが、北海道の災害につきましては、特に冬季が早いということで、私たちを含めましていろいろと心配をしておるわけでございます。 現在災害復旧事業の仕組みは、直轄の災害につきましては、道路は一年で、河川は直轄河川は二カ年、それから地方公共団体のいわゆる補助災害につきましては三カ年で復旧をすることとなっております。ただこれは全体の、たとえば北海道の補助災害四千数百件
○谷口(雅)説明員 御指摘の久能海岸は、近年非常に砂浜の後退が著しゅうございます。それで、御指摘のように非常に被災頻度が高くなってございまして、特に五十二年、それから五十四年の災害につきましては、改良費を加えまして、災害復旧助成事業として五十二年災についてはすでに完成しておるとおりでございます。また五十四年災につきましては、現在五十七年完成を目標にいたしまして鋭意工事をやってございます。 先生御指摘
○谷口(雅)説明員 それでは、さきの八月上旬の北海道の豪雨と、台風十五号による建設省の所管施設の被害概要等について御報告申し上げます。 まず、北海道の豪雨災害でありますが、八月三日から六日にかけて前線活動による記録的な豪雨があり、このため、北海道中央部を中心にほぼ全道にわたり被害が発生しました。 この災害による被害は、直轄災害二百十四億円、補助災害七百二十三億円、都市施設等三億円、合計九百四十億円余
○説明員(谷口雅宥君) 先生おっしゃいますとおりに、今回北海道の災害、非常に多岐にわたりまして、建設省の所管施設につきましても、昨日十八日現在で九百二十億円という巨額に及んでございます。それで、それの早期の査定並びに早期の復旧ということに関しましては、先ほど農水省さんの方でお話しになりましたような体制を建設省としても同じようにとってございます。それで、そのうち査定前に緊急復旧を行わなくちゃいかぬような
○説明員(谷口雅宥君) 先生おっしゃいますとお借り、日高地方では今回相当の中小河川が被害を受けてございます。特に日高地方につきましては、先月、七月の初旬にも相当の雨が降りまして、この場合にも、静内等、今回災害を受けなかったような地区にも非常に大きい災害が出ております。 で、おっしゃいますとおりに、特に中小の河川、いわゆる普通河川につきましても相当の数が出てございます。それで、それらの川につきましては
○説明員(谷口雅宥君) お話の福井県の竹田川のはんらんによりまして、県北の金津町を中心にいたしまして相当の被害が発生しております。建設省所管に係ります公共土木施設の被害額は、竹田川につきまして約七億円程度というふうに報告を受けております。それで、これらの被害の中で早急に復旧を必要とするものにつきましては、応急工事を逐次実施してございまして、なお現地の準備ができ次第に本格的な災害査定を実施して、早期の